香港・定額データ通信SIMカードを購入!実際に使ってみた

買ったもの
ばたんご
どもー!旅と新しいモノが好きなブロガー、ばたんご です。

最近、海外出張がかなり増えています。

良く「大変だね~」なんて言われますが、
個人的には出張が大好きなので、逆に嬉しい限りです。笑

 

目次

海外出張に必須のモバイル環境

さて、そんな海外出張や海外旅行のときに、
誰もが困ってしまうのがモバイル環境ではないでしょうか。

 

国内であれば、自分の携帯電話が使えるので、
全く不自由することはありません。

しかし、海外へ行くとホントに大変。

 

最近では、「海外パケホーダイ」といった
定額サービスも提供されています。

ただ、1日あたり3,000円前後と、
かなり高額なので気軽に使えるものではありませんよね。

 

そこで活用したいのが、
現地で販売されているプリペイド式のSIMカード。

プリペイド式なので、契約は一切不要。

SIMカードを自分の携帯電話やスマホに差し込むだけで、
現地の電話番号が付与され、
場合によっては定額データ通信も使えてしまうのです。

 

しかも、日本の「海外パケホーダイ」とは違い、
定額でも1日あたり数百円から利用できるものばかり。

これを活用しない手はありません。

 

香港ではこれを使え!
Discover Hong Kong Tourist Prepaid SIM

今回、僕が訪れた香港でも、
かなり沢山のプリペイドSIMカードが販売されています。

僕自身、香港には頻繁に訪れていることから、
「CSL」「3 HK」「PCCW」「中国移動」など、
過去に様々なSIMカードを使ってきました。

しかし、今回初めて使ったSIMカードが、
とても便利だったのでご紹介したいと思います。

 

その名は、「Discover Hong Kong Tourist Prepaid SIM」。

主に香港への旅行客向けに販売されているSIMカードです。

 

  • 音声通話(香港の電話番号付与)
  • データ通信
  • マカオor中国本土へのローミング

これら3つに対応しているので、
モバイル環境で不自由することは一切ありませんでした。

僕自身、今回初めて利用したので、
早速レポートしていきたいと思います。

 

日本で事前購入

この「Discover Hong Kong Tourist Prepaid SIM」ですが、
香港のセブンイレブンなどで販売されています。

しかし、事前に現地人の友人から聞いた話によると、
どこへ言っても売り切れており、
なかなかスムーズに購入できないのだとか。

そこで、僕は日本で事前購入することにしました。

 

早速インターネットで検索してみると、
販売しているサイトが幾つか見つかります。

ただ、この手のものは購入時のトラブルが多く、
何かあってからでは手遅れです。

そんなとき、安心して購入できるのがAmazonです。

※現在は販売終了してしまったので、別のおすすめSIMを載せておきます。

 

上記のリンクをクリックすると分かりますが、
この商品は、Amazon自体が販売しているものではありません。

あくまでもAmazonに出品している他社が販売しているものです。

 

そうなると、結局安心できないのではないか・・・と
思われてしまうかもしれません。

しかし、決してそんなことはなく、
Amazonにはマーケットプレイス保証というものが
付いているのです。

 

ということで、僕自身も上記の商品から
「8日間用(Mini&MicroSIM)」を購入。

現地で買うよりも少し割高かもしれませんが、
それでも、1日換算で、たった300円強。

海外パケホーダイなどと比べると、
ありえないくらい割安で利用できてしまいます。

 

そして、到着したのがこちら。

 

設定や利用方法など、
すごく分かりやすい日本語の説明書も付いていました。

これを見れば、誰でもスムーズに
セットアップが出来るのではないでしょうか。

 

ちなみに、この「Discover Hong Kong Tourist Prepaid SIM」は
全部で4種類販売されていますが、
それぞれ以下のような違いがあります。

5日間用(Mini&MicroSIM)

  • Mini&MicroSIMタイプの端末で使用可能(一般的な端末)
  • 有効期限5日間
  • 香港内の通話は、かけ放題。
  • 3Gデータ通信 1.5GBまで
  • デザリング可
  • PCCWの公衆Wi-Fi使い放題

5日間用(NanoSIM)

  • NanoSIMタイプの端末で使用可能(主にiPhone)
  • 有効期限5日間
  • 香港内の通話は、かけ放題。
  • 3Gデータ通信 1.5GBまで
  • デザリング可
  • PCCWの公衆Wi-Fi使い放題

8日間用(Mini&MicroSIM)

  • Mini&MicroSIMタイプの端末で使用可能(一般的な端末)
  • 有効期限8日間
  • 香港内の通話は、かけ放題。
  • 3G&LTEデータ通信 5GBまで
  • PCCWの公衆Wi-Fi使い放題
  • デザリング可
  • マカオor中国本土でのローミング

8日間用(NanoSIM)

  • NanoSIMタイプの端末で使用可能(主にiPhone)
  • 有効期限8日間
  • 香港内の通話は、かけ放題。
  • 3G&LTEデータ通信 5GBまで
  • PCCWの公衆Wi-Fi使い放題
  • デザリング可
  • マカオor中国本土でのローミング

注意点

SIMの種類を選ぶときは、必ず端末の説明書をご覧ください。

どれにすべきか、すごく迷うかもしれません。

ただ、LTEで高速通信をしたい場合や、
マカオなどでも使いたい場合には、
「8日間用」を選ぶようにしてください。

どちらも不要だという場合には、「5日間用」で充分でしょう。

 

現地到着!携帯電話に入れてみた

さて、そんな「Discover Hong Kong Tourist Prepaid SIM」を持って
早速香港へ向けてひとっ飛び!

※この写真は、他記事の使い回しです。スミマセン。(^_^;

 

到着後、早速セットアップ(設定など)をしてみました。

まず、パッケージを開封。

 

こんな感じで、SIMカードが入っています。

 

もし、MiniSIMとして使いたいのなら、
SIMカード全体を抜き取ります。

MicroSIMとして使いたいのなら、
内側の切り目にそって抜き取ります。

そして携帯電話のSIM差込口へ挿入。

今回、僕は「Galaxyのスマホ」と、
「AtermMR03LNというモバイルルータ」の2種類で
使ってみることにしました。

 

もちろん、両方同時に使うことは出来ませんので、
とりあえず「Galaxyのスマホ」をメインで使います。

SIMカードを挿入したら、電源オン!

すると、早速SMSにてこのようなメッセージが届きました。

 

このメッセージが届けば無事に開通です。

それ以外の設定は、特に必要ありません。

ちなみに、メッセージの内容のうち、
重要なのは以下の3項目。

  • あなたの電話番号は63035426です。
  • 残高はHK$48.00です。
  • cslWi-Fiを使う場合のパスワードは448892です。

 

もし、データ通信の残容量を知りたい場合には、
「##122#(発信)」とダイヤルしてください。

 

すると、このようにSMSで通知されます。

 

マカオや中国本土で使いたい場合には、
実際に使用する日になってから、
「*131#」とダイヤルします。

 

すると、このようなメッセージが表示されるので、
「2」を選択します。

 

続いて、「1」を選択します。

 

そうすると、残高のなかからHK$40が引かれ、
その日の24時まで使用できるようになります。

※2日以上使用したい場合は、チャージが必要。

 

気になる通信速度は?

ここで気になるのが、通信速度ではないでしょうか。

そこで、実際に速度計測アプリを使って、
測ってみることにしました。

まず、速度の感覚が分からない人のために、
こちらが日本のドコモ回線で図ってみた結果です。

 

  • 下り 20.05Mbps
  • 上り  8.98Mbps

上りは、こちらからデータを送る速度なので、
動画のアップロードなどを行わない限り、
それほど重要ではありません。

一般的に「早い」「遅い」と感じるのは下りの速度なので、
ぜひこちらを注目してみてくださいね。

 

では、以下が香港での計測結果です。

iPhone6からGalaxyへデザリング接続し、
計測しています。

 

九龍地区(14:00)下り4.73

 

九龍地区(20:37)下り5.37

 

九龍地区(00:50)下り10.37

 

香港島(17:25)下り1.10

 

【参考】ホテルのネット回線(00:54)下り10.49

 

いかがでしょうか。

もう一度、分かりやすいように結果のみを並べてみますね。

  • 九龍地区(14:00)下り4.73
  • 九龍地区(20:37)下り5.37
  • 九龍地区(00:50)下り10.37
  • 香港島 (17:25)下り1.10
  • 【参考】ホテルのネット回線(00:54)下り10.49

 

日本と比べると、決して速いとは言えませんし、
夕方の時間帯はかなり低下する傾向にありました。

もし、昼間や夕方に動画などをどんどん再生するのであれば、
ちょっとストレスが溜まってしまうかもしれません。

ただ、メール,Googleマップ,Facebook程度の利用でしたら、
それほど不便だとは感じませんでした。

 

使用感

今回、初めて利用した「Discover Hong Kong Tourist Prepaid SIM」。

今まで使ったことのある他社SIMと比べても、
かなり使いやすかったです。

上記のレポートでは取り上げませんでしたが、
香港の電話番号を使って通話もできるので、
仲間同士の待ち合わせにも重宝します。

しかも、Amazonを利用して日本で購入しておけば、
電話番号も事前に分かるので大変便利ではないでしょうか。

※現在は販売終了してしまったので、別のおすすめSIMを載せておきます。

 

設定もとてもカンタンなので、
香港へ行く際には、ぜひ使ってみてくださいね。

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北海道出身、東京在住。 Web系の会社で働いている、「旅」と「新しいモノ」をこよなく愛する男子です。 自分で経験したことや、使ってみたモノを、リアルな視点から楽しくご紹介します。 コメント欄での質問や、実際に使ってみた人からの感想も大歓迎。